効率良く脂肪燃焼させるための食事
MBGYMのayaです。
ウォーキングは脂肪を燃焼させるために最適な有酸素運動と言えますが、運動前の食事次第でより効率よく燃焼させることが可能です。
脂肪燃焼を高めるための栄養素をぜひ意識して、楽しく効果的なウォーキングを目指しましょう!
【効率の良い脂肪燃焼のコツ】
●まずは脂肪燃焼のメカニズムを理解しよう!
脂肪は有酸素運動を開始してから直ぐには燃え始めるものではありません。
体内で脂肪が燃焼されるのは、下記のプロセスがあります。
① 有酸素運動でエネルギー必要となる
② まずは血液中の糖質がエネルギー源として使われる
③ 次に肝臓や筋肉に蓄えられている糖質が使われる
④ 最後に脂肪が分解されエネルギー源として燃焼されていく
この時に、体内にしっかりと酸素を取り込むことができる有酸素運動を継続することで、より多くの脂肪を燃焼させることができます。
●脂肪分解酵素リパーゼに注意!
上記①~④に至るまでには、通常約20分ほど必要ですが、脂肪を分解する酵素であるリパーゼを活性化することで、脂肪燃焼までの時間を短縮することが可能です。
また、リパーゼは交感神経を高め脂肪燃焼を活性化するアドレナリンなどの分泌を促進させる作用もあります。
●リパーゼを活性化する栄養素は?
リパーゼを活性化して脂肪燃焼を促す代表的な栄養成分として「カプサイシン」があげられます。「カプサイシン」は唐辛子やその加工品(豆板醤やキムチなど)にも含まれています。
また、アルギニンやリジンなど数種のアミノ酸にも同様の効果があり、これらは「脂肪燃焼アミノ酸」と呼ばれています。
これらを運動前の食事に積極的に取り入れることが、効率的に脂肪を燃焼させるコツとなります。
【脂肪燃焼をアップさせる食事のポイント】
●カプサイシンを運動前に上手に取り入れよう
カプサイシンは水に溶けにくく、油やアルコールに溶けやすい性質です。
唐辛子を調理するときは、少量の油で炒めることで調理液にカプサイシンが溶け出しやすく、体内での吸収が良くなります。カプサイシンで脂肪燃焼を高めるためには、有酸素運動を始める30分前に摂ると効果的です。ですが、運動直前の食事は胃腸に負担となりますので、豆板醤を使用したスープにするなど工夫をしてみましょう。
●脂肪燃焼アミノ酸を含む食品をタイミング良く取り入れよう
脂肪燃焼アミノ酸は、食品に多く含まれます。アミノ酸は食品の中のたんぱく質を合成する物質ですが、食事からのたんぱく質が体内で分解されアミノ酸として吸収されるまでに3~4時間は必要です。
運動開始時間から逆算してタイミング良く摂取できるよう意識が必要です。
・アルギニン(鶏肉・えび・大豆・高野豆腐・牛乳・卵など)
・リジン(魚介類・肉類・白花豆・レバーなど)
・アラニン(しじみ・ほたて・うに・酢・牛肉など)
・プロリン(いか・大豆・チーズ・かつおぶしなど)
上記の食品だけに限らず、たんぱく質源となる肉・魚・大豆製品・卵など様々の食品にも含まれています。
日頃から3食のリズムと「主食・主菜・副菜」のバランスを整えて食べること、そして細目に身体を動かす習慣を持つことで、常に効率よく脂肪を燃焼できる身体を作ることが可能となります。
みなさんも、是非、ポイントを食事に取り入れて、燃焼系の身体を手に入れましょう!!